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七重の塔跡から、富士山頂に沈む夕日の撮影に初成功!(2010年1月14日)

武蔵国分寺・七重の塔跡から富士山が見えることはあまり知られていないようです。夏場は生い茂る木立の陰になって見えず、晩秋、木々の葉がすっかり落ちてから厳冬期にかけてのわずかな期間だけ、木立の隙間から富士山を望むことができます。春先ともなると、西の空に霞がかかってしまうので、東京から富士山がくっきりと見えるのはこの冬の間だけです。

冬の早朝は、晴れてさえいれば、毎日のようにクッキリと富士山の姿を見ることができますが、午後になると霞んでしまうことが多く、日没時刻にも富士山が見えることは、そう多くはありません。昨日も午後は晴れていたのに、日没直前の時刻になって急に曇ってしまいました。
国分寺から見える富士山頂に夕日が落ちる日は、冬至をはさんで、12月の頭と、1月半ばあたりの2回です。きょう(1/14)がちょうどその日にあたり、日没時刻にも西の空が晴れていたので撮影に成功しました。ハケ下の七重の塔跡からの撮影に成功したのは、私にとってははじめてのことです。

200100114富士山頂夕日-1.JPG

200100114富士山頂夕日-2.JPG

200100114富士山頂夕日-3.JPG

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はっきりとした「ダイヤモンド富士」と言えるほどの光線は、カメラでは捉えられませんでしたが、燃えるような夕日が富士山頂に乗っかっていました。
写真で撮るととってもちっちゃいですが、たしかに、大きなまん丸の夕日が富士山頂に乗っかっていました。

明日以降は、富士山の向かって右側の稜線に沿って、夕日が転がり落ちるように沈んで行くのが見えるかもしれません。
すべては夕刻のお天気次第です。

犬と散歩中の女性が、撮影している私の姿を見て足を止め、富士山のほうを不思議そうに眺めていました。そして私に、「あれは富士山ではないですよね?」と声をかけてきました。
何年もこの場所を散歩しているけれど、富士山さんが見えることには今まで気づかなかったとのこと。ここから富士山が見えるとは夢にも思わなかったので、富士山みたいな形の大きな屋根かと思って私に聞いたのだそうです。
ハケ下の場所から、こんなに大きく富士山が見えることにびっくりしていました。
富士山って、本当に不思議な山です。写真に写してしまうととっても小さいのですが、肉眼ではとっても大きく見えるのです。

「七重の塔」と、「国分僧寺の寺院地南西の角」を結ぶラインをずっと延長していくと、ぴったり富士山山頂に到達します。そしてその方角は、冬至の太陽が沈む方角とぴったり一致します。
おそらく七重の塔と寺院地南西の角の位置は、そうなるように選ばれた場所なのだろうと思います。
七重の塔は、真姿の池の真南に位置し、真姿の池と七重の塔をむすぶ正南北ラインを南に延ばして行くと、府中の「坪の宮」という国造を祀る小さな社に到達します。「坪の宮」は東を向いており、その真東の先には大国魂神社の本殿があります。

こうした不思議な配置の中心に七重の塔があるのです。
つまり、七重の塔はそういう場所を選んで建てられた、いわばパワースポットのような場所だったのではないでしょうか。
その七重の塔跡から今でも富士山が見えるのは、ちょっと奇跡的ですよね。

ちなみに、七重の塔と富士山頂を結ぶ線をずっとのばして行くと、伊勢の二見ケ浦の夫婦岩に到達します。夫婦岩は、夏至の前後、岩の間から太陽が昇ることで有名です。
つまり、伊勢神宮と武蔵国分寺は、富士山をはさんで真裏同士の関係だというのは、とっても興味深いことですね。

興味のある方、こちらの地図をのぞいてみてください。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&gl=jp&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=117806467916842607597.0004656cac53b18675c6c&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,1&ll=35.232159,137.927856&spn=2.835597,2.702637&z=8





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