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10.「古寺院地区画の原型」を割り出す [武蔵国分寺の不思議を探る(テキスト版)]

Ⅱ.草創期の区割りと配置

10.「古寺院地区画の原型」を割り出す
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実際に計画されていた「古寺院地区画」の左半身のサイズと湧水の位置を基にして、「古寺院地区画の原型」の縦・横のサイズを割り出してみよう。

東西の幅と南北の長さを想定する
前項(09)で割り出した左半身の幅(赤矢印の長さ)を東偏1度の中軸線の右側にも取って、あわせて「黄色い枠」の南辺とする。これで「古寺院地区画の原型」の東西の幅が想定された。

次に南北の長さを想定しよう。これは湧水の北側の崖地と崖上をどのくらい取り込むかによってかわってくるが、とりあえず、3つの湧水の中で一番北に位置する「リオン湧水」の崖上平坦部に差し掛かるところまでを南北の長さと仮定し、東辺をこの長さとした。(崖上平坦部のはじまりは地図上の等高線から判断)
ちなみにこの東辺の長さは「I-J」とほぼ同じ長さとなる。

北辺については、中軸線から西を延長すると「I」に到達するように、中軸線のところで折り曲げておく。これを「古寺院地区画の原型」と仮定しよう。
ここまでをもう一度整理すると、
①実際に計画されていた「古寺院地区画」を北辺の折れ曲がりのところから縦半分に割り、
②その「半身のサイズ」を基にして「原型」の東西幅を割り出し、
③湧水の位置を基にして「原型」の南北の長さを想定する。

こうして出来た「黄色い枠」のエリアが「古寺院地区画の原型」だったと仮定し、ここから「古寺院地区画」に遷し(移し)かえるには、どこを支点として傾け、どのような道筋を通ったのかをたどってみたい。

が、その作業をはじめる前に、原型と推定されるこのカタチをあらためてトクと眺めてみよう。

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