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09.まずは古寺院地区画北辺の折れ曲がりに着目 [武蔵国分寺の不思議を探る(テキスト版)]

Ⅱ.草創期の区割りと配置

09.まずは古寺院地区画北辺の折れ曲がりに着目
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なんとも不思議なのは、寺院地北辺の奇妙な折れ曲がりだ。この折れ曲がりは一体なんの印だろう。そして何故この場所で折れ曲がっているのだろうか。

古寺院地区画の原型の幅を割り出す
仮に「B」から「I」を直線で結んだとしても、湧水の北側に確保された敷地が特に狭くなるわけでもない。この折れ曲がりは一体なんの印で、何故この場所で折れ曲がっているのだろうか。
東山道まで拡大された寺院地(IBCJ)の中でこの折れ曲がりを見ると、中心から大きくはずれている。だが、古寺院地区画(ABCD)の中でこの折れ曲がりを見ると、北辺の真ん中近くで折れ曲がっていて、なんだかカメムシみたいなカタチだ。古寺院地区画の北辺の真ん中近くで折れ曲がっているとなれば、前項(08)で描いた「黄色い枠」の中軸線が、傾きとともにここに移ってきたものだろうと容易に想像がつく。
「黄色い枠」が具体的にどんなサイズでどんなカタチをしていたのか、それを割り出してみよう。割り出されたものが、「古寺院地区画の原型」というわけだ。
まず、折れ曲がりの場所から下に向けて古寺院地西辺と平行に線を引き(青線)、ピンクのカメムシを縦に二分割する。すると、左半身の幅(赤矢印)は右半身の幅より少し小さいことがわかる。おそらくこの左半身の幅が、「古寺院地区画の原型」を「東偏1度の中軸線」で縦に二分割した半身の幅と同じだろう。
「古寺院地区画の原型」の南西の角は、塔から見た富士山の方角=241度の線上にあるに違いない。そこで、「東偏1度の中軸線」と「241度線」の距離が赤矢印の長さと同じになる場所を探す。「241度線」を南にたどるほど「東偏1度の中軸線」との距離は開いて行き、赤矢印の長さとほぼ同じになる場所は、「塔」と「J」を結ぶ線のちょうど真ん中にあった。


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